熊本県の美里町に3333段の日本一の石段があります。私は何度か挑戦したことがありますが、歳をとったり体力の変化によって登るのにかかる時間が結構違うなと実感したのでその感想をつれづれと書きたいと思います。
アクセス
まず、3333段の階段のある場所へは自家用車かバスで行けます。最寄り駅からは遠いです。車があれば近くに駐車場があるので停められます。
バスの場合は本数が少なく、熊本駅から直通しているものは2019年9月現在ありませんので時間に余裕を持って行くことをオススメします。(JR松橋駅→バスで佐俣の湯まで→佐俣の湯からバスで石段まで・・・というルート。他にルートがあるかはわからないです。)
特にオススメなのが、美里町にある『佐俣の湯』という温泉施設に『さまたんロッジ』という宿泊施設がありますので、ここに泊まって3333段の石段にチャレンジすること!(ここからなら石段へ行くバスも出ています)
登り終わったら温泉でゆっくり疲れを癒やして下さい~。
レストランで赤牛も食べられますよ!
日本一の石段に挑戦!
持ち物
- タオル
- 飲み物
- 軽食(人による)
- 小銭
私が必要だなーと思うのはこれぐらい。日差しが当たる所もありますが、木陰ができてる所も多いので私は帽子はあっても無くても良い派です。
小銭は石段の途中に賽銭箱やおみくじがあったので、そこで使うために持っていきます。
登るのにかかる時間
知り合いで1時間で登った人がいますが、日頃から運動していて、運動神経が良くて、体力のある人です。私はどう頑張っても1時間で登るのは無理です。/(^o^)\(30代前半、運動はお散歩程度しかしない女)
私は登るのに3時間はみておいたほうが良いと思います。(下りの時間は別)その人の運動神経や体力によって変わると思うので、一つの目安としての意見です。
まず、休憩あまりせずに急いで登ったら下りがきつかったです。太ももがプルプル震えました。
出来るなら無理をせずに休み休みマイペースに登る。そして帰りも無理をせずゆっくり降りる。
そう考えると半日ぐらいは時間をとっておいて、早く上り下り出来たらよかったねーぐらいに思っておくのが良いと思います。初めての挑戦で、「2時間で登って降りてくるぞ!」と決めて無理をして途中で降りれなくなったら一番悲惨です。
私も歩くだけなら2万歩とか歩けるし、体力もそこそこあると思ってたんですが、階段をのぼる筋力は別だと痛感しましたから。こんなに登れないのか!こんなにしんどいのか!と。
ただ、20歳の時に3333段登りきった時はそれなりに疲れましたが、30歳で登った時に比べると全然しんどくなかったです。18歳までテニスやってたのもあるし、やっぱり若いって元気だなーと10年後登った時の自分との違いを痛感しました。(ヽ´ω`)
あと、日が暮れてくると足元が見づらくなって危険なので午前中に登って日が暮れる前に降りたほうが良いと思います。
筋肉痛
20歳の頃は筋肉痛もそんなになかったんですが、30歳(運動をろくにしてない状態)は酷かったです。
特に酷いのがふくろはぎ!登り降りした時は太ももの方が痛かったんですが、筋肉痛はほぼふくろはぎだけでした。ちょっとした段差を降りるだけでふくろはぎが痛い!ゆっくりしか歩けない!
しかもこの筋肉痛3日間続きました。徐々に良くなりましたが、
- 石段を登った後は予定を入れない
- 無理して登らない
- 石段に登れる体力・筋力をつけておく
という3点を反省しました。今回ちょっと無理して早く登ったので、余計筋肉痛が酷かったんだと思います。
子供と一緒に登る事
たまに登ってる人を見かけますし、私も親戚の子供(5歳ぐらい)と一緒に登ったことがあります。
途中で辛いとしゃがみこんでいる子が多いので、子供がしゃがみこんだらどうするかを考えてから登ったほうが良いと思います。
無理して登らせるのは可哀想ですが、「辛いけど頑張った!」って言ってる子を見ると、達成感や頑張ったことでの満足感も得られてる様なんですよね。
ただ、本当に無理はさせないで欲しいな~と思います。その加減が難しいですよね。(甘えで無理と言ってるのと、本気で無理って言ってるのと。)
終わりに
20歳の頃のヒョイヒョイ登った記憶のままでは危険でした。時間に余裕を持って、無理をしないで楽しみましょう。
ちなみに、この日本一の石段が出来るまで、山形県の羽黒山の石段(2446段)が日本一だったそうです。こちらの石段も登ったことがありますが、一段一段が低いので、一段飛ばしも出来たので(段数が少ないの無しにしても)3333段の石段よりは登るのが楽でした。
△羽黒山の石段(2015年)
手すりがないから滑ってころんだ時はめっちゃ怖いけどね!でも雰囲気は素敵!