読書家の皆様もそうでない方も、「本を読もう!」と思った時どんな基準でどんな本を選んでいますか?今回は、自分はどうやって本を選んで買っているのか、文章にして振り返ってみようと思います。
私の本の買い方
本を買うきっかけ
たまーに、amazonなどのネット通販サイトで欲しい本を見つけて買うことがありますが、それ以外はほぼ旅行中に買います。理由は、
- 旅先の普段行かない本屋さんで買ってみたい
- そこの本屋さんでしか貰えないブックカバーが欲しい
この2点。これが目的なので、読みかけの本が何冊もある時も購入して、いつか読む本として本棚に置いています。読みかけの本が読み終わったら、その本棚の中から今読みたい気分の本を選んで読んでます。
本の選び方
- 作者で選ぶ
- タイトルで選ぶ
- なんとなく気になる
この3点から読んでみたいと思った本を手にとって、裏表紙の解説やあらすじを読んで、気になるようだったら最初の1~2ページを読んで読めそうだったら買います。1~3全部が当てはまらなくても良いし、作者は知らないけどタイトルが気になって、あらすじが面白そうだから買うこともあります。
この「読めそう」っていうのは、文章によっては読みづらくてスラスラ読めない本があるから。難しい本は読めないし、文章にも相性があるので、この本(この文章)なら最後まで読めそうだと思ったものを選んでいます。あとは、なんとなく勘で「この本面白いかな?」という判断もしてます。
なので、ほぼギャンブルです。面白いかどうか、読んでみてのお楽しみ!
これで買った本がすごーく面白かった時、とても嬉しいです。最近は面白い本を買える事が多いので、自分の好きそうな本が上手く選べるようになってきたのかもしれません。
こうなると、より本が好きになって、また本を買うのが楽しくなります。
最近買った本の一例
私のなかの彼女 角田光代
この本はまず、角田光代さんの本が読んでみたかったので、彼女の作品の中からタイトルが気になった本を選びました。
手にとって1~2ページを読んでそこそこ気になったので、まずはこの本を第一希望にして、他の文庫本の棚を見て回って、その間も『私のなかの彼女』が気になってしょうがなかったので購入しました。
この時点で買わないと、次本屋に来た時覚えてる自信無いので、気になったならその時買うようにしてます。
買った本は、読みかけの本を優先して読みつつ、たまにパラパラ読んでいました。でもその時はそれほど引きつけられるものが無くて、この時読んだ内容はほとんど覚えてないです。(書き出しの1行だけは強烈なので覚えてたけど。)
その後、読みかけの本が読み終わったので、この本をちゃんと読み始めてみたら、・・・面白い。その面白さに、ニヤニヤしながら読みました。
こういう出会い方だと、先の展開を全然知らないので、より楽しめると思います。話題の新刊とか誰かに勧められた本だとある程度ネタバレも知っちゃうので。
▽この本はこの旅行の時に買いました
終わりに
こんな感じで私は本を選んでます。最初に手に取るきっかけは『タイトル』であることが多いので、本のタイトルってすごく重要だと思います。