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2020年に読んだ本

2020年に読んだ本

去年は1冊も本を読み終えませんでした。読み途中の本や読みたい本がたくさんあるので、今年は挽回したい。読み終わり次第、追記していきます。

 

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2020年に読んだ本

泣くな研修医 中山 祐次郎

5月末ぐらいに読了。

現役外科医の書いた小説ということで、医師のリアルな話が読めるのではないか?と期待して購入しました。文章も読みやすいですし、研修医の苦悩も理解できるものなので、中学生ぐらいの若い人にもオススメしたい本だと思いました。

日頃接しているお医者さんのことを知れることは、悪くないと思うので。続編があるので、そのうち読んでみたいです。(積読を眺めながら)

仙台ぐらし 伊坂幸太郎(集英社文庫)

仙台ぐらし

9/15に読了。

ずっと読んでみたいな~と『欲しいものリスト』に入れていた本ですが、特にきっかけが無く買わず。元々エッセイが好きなのと、仙台に興味があったので読んでみたいと思ってました。

今回、集英社文庫のナツイチ2020キャンペーンで『よまにゃ』のブックバンドが貰えたのでついに購入しました。他に集英社文庫で欲しい本が無かったので、買わずにいてよかった~。

 

(´-`).。oO (よまにゃブックバンドの為に、買わずにいたのだ!)

 

本の感想は、「伊坂幸太郎さん、めちゃくちゃ面白いな・・・」と思えるエッセイでした。最初の方はフィクションも混ざっているっぽいのですが(詳しくはあとがき参照)、どれがフィクションなのか判別するのは難しいです。(1回目の女性のタクシー運転手の話がフィクションっぽいなーと思っているけど、どうなんだろう?)

仙台という街の不思議さと、伊坂幸太郎さんの不思議さ、両方楽しめる本でした。伊坂さんが仙台で暮らすことが好きなのが伝わってきて、そういう街と出会えて暮らせることが羨ましいです。

 

伊坂さんの小説は1冊も読んだことがなく、仙台旅行に行く前に仙台が舞台の『ポテチ』という映画を見て、仙台の予習をしたぐらいなのですが、他の作品も仙台ロケしているとこの本で知り映画にも興味を持ちました。

▽その時の仙台旅行(2013年)

【一人旅】宮城県仙台市~大崎市「サッカーと黄色いポストと美術館」
2013年7月に行った仙台・大崎の旅行記です。(電車の時間は当時のものなので、現在とは異なります)日中は過ごしやすい気候でしたが、夜になると少し肌寒かったです。

伊坂作品はたくさん映画化されてるので、

 

(^o^) 小説読まないで映画見ればいいやー!

 

と考えていたのですが、このエッセイで伊坂さんが

「映画を観れば、小説は読まなくてもいいや」

という読者の存在を危惧されてて、まさに私がそれなのでドキリとしました。(^o^;)

私も心配性なので、伊坂さんの心配性っぷりは共感しまくりだし、「そこまで心配するのか!」というエピソードには笑ってしまいました。

2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 瀧本 哲史(星海社新書)

7月上旬に読了。

6月に本屋をブラブラ見てたら、

2020年6月30日

とタイトルに書かれたこの本を見つけて、「もうすぐ、この日じゃないか!」「なんで2020年6月30日なんだ?」と興味を持ちました。もしこの本を見つけたのが、7月だったら読まなかったかもしれません。

なんとか6月30日に読み終えたかったのですが、数日オーバー。(´Д⊂グスン でも私にしては早く読めたほうなので、もうちょっと早くこの本と出会いたかったです。

▽私がモタモタ読んでる間にオーディオブックの無料公開が行われたりしていました(気づいた時には終了)
https://note.com/audiobook/n/n0796b2e3e5b2

 

この本からはいろいろ面白い話が読めましたが、特に印象に残っているのが「たまたま失敗した人」を助けよう、というお話。

なので、この中からもし成功する人が出てきたら、「自分はたまたま成功したにすぎない」と思って、隣の席にいる、同じ様に才能があった、たまたま失敗したにすぎない人を助けてあげてください、っていうのが僕の答えですね。

そういう世界観で、僕は生きてますんで。はい。(P158)

この世界観がすごく良いなと思いました。

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常 二宮敦人(新潮文庫)

東京藝大文庫本

9/15読了。それ以前に読み終わった気もするけど、栞を抜いてなかったので、読み終えたかわからず。もう一度しおりのある部分から読んで読み終えました。

この本も発売当初から気になっていたけど、急いで読む本でも無かったので先送り。昨年、近所の本屋で欲しい本が無いか探した時に購入。その本屋も今年閉店してしまったので、違う意味でも思い出深い本になりました。

 

いろんな専攻といろんな学生さんが登場するので、章ごと読んではしばらく放置して、久しぶりに手にとっては違う専攻の学生さんの話を読む感じでゆーっくり楽しみました。(なので読み終わるのに1年ぐらいかかってしまった)

 

私も美大に行ってたので、わかるなーと思う話や聞いたことがある話もあれば、そんな専攻もあるんだ!など、藝大ならではの面白いエピソードを読むことが出来ました。

  • 音楽環境創造科
  • 先端芸術表現科

この科の存在を高校生の時に知って目指せるという事が、とても羨ましく感じました。自分が高校生の頃、大学や学科についてどれだけ調べたか?思い返しても全然調べてないなと。知ったから目指せる将来もあると思うので、いろんな専攻や職業があることを若い人には早い内に知って欲しいなと思います。

 

終わりに

今年は4冊。去年の0冊よりは増えましたが目標の5冊には届かず。新型コロナでお家時間が増えたのに、それほど読書は捗らなかったですね。

 

▽過去の読んだ本

2018年に読んだ本
2018年に読んだ本の感想と思い出話をネタバレしない程度に書いています。
2016年に読んだ本
ブログを始めて一番変わった事は、本を読む量が減ったことです。去年は30冊読んだのに、今年7冊なんですよ・・・。何かをすればその分、別の時間が削られるわけで。今年読んだ本を振り返りつつ、紹介したいと思い...