「特急に乗っても数十分しか違わないから鈍行で行こうー!」と計画を立ててたのに、寝坊して急遽特急に乗ることになりました。しかし券売機で特急券を買おうとしたら、目的の列車は満席!(特急リバティだったから)
△特急リバティ(2017年デビューの新しいやつ!)
代わりに画面に出たのは、
きりふり
「きりふりって何!?知らないよ!」知らないやつの特急券を買うのは怖いけど、ちょうどいい時間はこれしかない!ということで、特急券購入。
駅のホームには、特急リバティや
特急スペーシアの表示はいろいろあるけど、きりふりが見当たりません。本当にこのホームで大丈夫なのかな?と不安な気持ちでうろうろしていたら、電光掲示板に『臨時 特急きりふり』みたいな表示が出て、臨時だったのかー!だから表記がないのかー!と、ここでやっと安心しました。
△券売機には『しもつけ・きりふり』も書かれてました。(『しもつけ』も初耳)
そしてホームに現れた、『きりふり』!この懐かしい感じ、たまらない!!
リバティには乗れなかったけど、結果的にレトロ車両好きには嬉しい結果になりました。ラッキー!
このテーブルも可愛い。(*´ω`*)あと、このテーブルとは別に長くて大きい折りたたみテーブルが窓側にだけ付いてます。↑のテーブルが小さいので、この折りたたみテーブルが結構役に立ちました!
運良く、進行方向にカーテンが無い座席だったので、窓一面の風景も楽しめました。(座席番号偶数でした)ちなみにこれは、東武鉄道から見えるJRのホーム。(笑)JRと東武のホームが近い駅があるんですよ~。
『きりふり』の問題点はやっぱり古い車両なので、座席と座席の間隔が狭いことと、シートが倒せないこと。あと、トイレが和式なので苦手な人は困りますね。
△春日部駅では降車口が限られていたので、乗り降りする人はご注意を!
少し列車内を探検したら、SL大樹のポスターがありました。かっこいい、いい写真ですねー!
そしてこちらもレトロな空き缶入れ。この横に自動販売機もありました。
ちなみに、『きりふり』の名前の由来は日光にある『霧降ノ滝』と『霧降高原』から。偶然、今回の目的地が『霧降ノ滝』だったので、「特急きりふりで霧降ノ滝へ行けるなんて素敵!」とこっそり感動していました。さっきまで、「きりふりって何!?」って言ってたくせに!ちなみに、そんな物言いをしたのは霧降ノ滝を霜降ノ滝だと思い込んでたから。この特急に乗れなかったら、「しもふりのたき」と言い続けて恥をかくところでした・・・。ありがとう、特急きりふり。
そしてあっという間に、東武日光駅に到着。ちょうど同じホームに特急日光詣スペーシアがいました。この日光詣の長いこと!きりふりの2倍とまでは言わないけど、かなり長いですね。(きりふりが短いのか?たしか4両)
終わりに
特急リバティのすぐ後で運行していたせいか、土曜日なのに特急きりふりはとても空いていて、旅行に行く人達がなごやかに会話してる感じでした。
(´-`).。oO こんなにほのぼのとした特急、久しぶりに乗ったなぁ。
レトロな車内がその雰囲気を出すひとつの理由にもなっていたのかもしれません。