OLOVは手動で長さ調節出来るデスクの脚です。これに天板を付けて、スタンディングデスクの様に使えるのか?昇降デスクの様に使えるのか?ということを試してみました。
スタンディングデスクに興味はあるけれど
- 価格が高い
- 実際に高くして使うかやってみないとわからない
などの理由から、なかなか手が出せずにいました。
でも、IKEAのOLOVなら1本1000円だし(4本使うので4000円)、天板も安いLINNMONなら3000円ぐらいだから7000円で作れる!これならスタンディングデスクとして使わなくっても損した気持ちにはならないし、いつでも好きな高さに変えられる機能があるデスクだと思えばすごく便利です。
ということで、OLOVで試してみることにしました。
OLOVでスタンディングデスクを作る
デスクの高さ
OLOVの脚は60~90cmまで変えることが出来ます。これにLINNMONの天板が約3.3cmなので、
- 最大 93.3cm
- 最小 63.3cm
の高さに変更可能です。
自分に合ったスタンディングデスクの高さを調べる
こちらのHPの自動計算ページで調べてみました。

私は身長165cmなので、
書き仕事を行う場合・・・101cm
キーボード作業を行う場合・・・96cm
という試算結果になりました。
このデスクの最大高さが93.3cmなのであと2.7cmプラスすればキーボード作業が出来そうです。しかし、背が高い人は元のデスクにもっと高さを足さなければいけないので、OLOV以外の選択肢の方が良いかもしれません。
実際、私でさえ最大の高さにしたデスクの前に立っても「やや低いな~」と感じるので、小柄な人はOLOVでもOKだけど、そうじゃない人は板や箱をプラスしてまでこのデスクを使うかは考えた方が良さそう。
スタンディングマットを足元に敷くならさらに自分の高さも高くなりますし。
スタンディングデスクとして使う
私はスタンディングデスクとして使うことにしたので、そのためにやったことをいくつか書いておきます。
ノートパソコンの高さを上げる
ノートパソコンをデスクの上に直接置くと低くて使いづらかったので、間にパソコンが入ってた箱(9cm)を置きました。これで高さは102.3cmになりましたが、これでもまだちょっと低いです。あと1~2cm欲しい。
こういうのは個人の好みもありますので、実際に使ってみて「あと数センチ欲しい!いや、ちょうど良い!」と調整していくのが良さそうです。
さっきの試算結果だと、私に合うキーボード作業の高さは96cmでしたが、私はもうちょっと高いほうが好きです。(103~105cmぐらい)ノートパソコンはキーボードに厚みがないせいもありますね。
マウスパッドも箱の上に置く
キーボードだけじゃなく、マウスも同じ高さの方が使いやすかったです。
立ちっぱなしは疲れる
使い始めた初日に疲れて嫌になってしまいました。でもこれも体力や筋肉が無いせい。しばらくはスタンディングデスク生活を続けたいので、椅子など休憩する場所を作ることにしました。
で、この椅子探しが難しくもありつつ楽しいです!
スタンディングデスク用の椅子探し
まずは専用の椅子を探しました。
座面のクッションも十分あり、価格もお手頃。色が青しかないのが少しネック。デスクの脚が黒なので、黒で合わせたい~。
次に見つけたのがこちら。高さ調節も出来るし、ちょっと休む為に座るにはこういう椅子も有りかな?でも、この椅子見てたら
(´-`).。oO ハイチェアなら何でも良いかもしれない
と思うようになりました。ずっと座って作業するなら座り心地も重要ですが、メインが立ちでたま~に座る休憩用の椅子ですからね。
それで探したのがこれ!オシャレ~。この椅子の低いタイプは美術館などで座ったことがあるのですが、座り心地は良かったです。高いタイプはまた違うかもしれませんが、見た目は本当好き。
こっちも可愛い!今回探してみて、ハイチェアってオシャレなものがたくさんあるんだな~と知りました。スタンディングデスクとハイチェアの組み合わせもすごく良いと思う!
そして、現時点の第一希望はこちら。やっぱり高さ調節出来たほうが便利かな?と思ったのと、デザインがシンプルで好みだったのと、足を置く場所(フットレスト)があること!
ハイチェアって不安定になることもあるので、足を置く場所があると安心感があって良いです。(大抵のハイチェアにはフットレスト付いてます)
ところでこの椅子、高さが61cm~82cmまで上がるんですが、スタンディングデスクの高さに対して、高さ何cmの椅子がちょうど良いのでしょう?
椅子の高さを調べてみる
ということで、家にあった脚立に座ってみました。この脚立の高さを参考にするためです。無ければ代わりの椅子か何か、座って高さの高い低いを確かめられるものがあると良いと思います。
脚立に直接座ると痛いので、脚立に発泡スチロールみたいな物を乗せて座ってみたら、
ちょうど良い!
この高さがちょうど合いました。(笑)ちなみに高さは60cmです。
ただ、このちょうど良いというのは、元々のスタンディングデスクに対しての高さなので(93.3cm)、箱の上に乗せたノートパソコンには合いません。箱がある状態に合わせるなら、もうちょっと高さが欲しい。
私はたまに絵を描くので、デスクの上で絵を書く時は60cmの脚立に座って描き(ついでに座って休憩もする)、立って作業する時は脚立には寄りかからない、という方法で使ってみます。
脚立に発泡スチロールの椅子だと見た目も良くないので、おいおい椅子は買いたいと思います。
おそらく最後に紹介したフットレスト付きのバーチェアになるかな。これなら椅子の高さを上げれば、座りながらパソコン操作も出来ますし。一番下の61cmもちょうど使いやすい高さと1cm違いなので。やっぱり高さを変えられるって便利!
結論
OLOVは使う人の身長次第でスタンディングデスクとして使える!
165cm以上の人にはちょっと低いし個人差があるので、自分にちょうど合うスタンディングデスクの高さを調べて、それに対してどうしていくか考えるのが良いと思いました。
あと、昇降デスクとして使えるかですが、私は脚の長さを変えるのに30分ぐらい掛かって面倒くさかったので、高さをしょっちゅう変えるのは嫌です。
高さを高頻度で変えたい人は普通の昇降デスク買ったほうが良いと思います。
追記(2020/4/17)
脚の長さを変える事に慣れたので、20分かからないで変更出来るようになりました。コツも掴んだし、それほど脚の長さを変えるのは苦では有りません。
しかし、デスクの上に載せたものを一旦全部どかすのは面倒なので、やっぱり高さはしょっちゅう変えたいものでは無いですね。(^^;)