5年ぐらい前に、親知らずを4本抜きました。
親知らずを抜いた感想
きっかけ
下の前歯がすごく痛い・・・。冷やせば痛みが和らぐので、虫歯では無い。原因がわからないので歯科予約。診察の結果、親知らずが横に生えて前歯を押していたようです。
口腔外科?
親知らずを抜くのは『口腔外科』。初めて知りました。外科になるんですね。これは実際に抜いてみて、「なるほど外科だ」とわかりました。最初に行った歯科で、「ここの先生親知らず抜くの上手いから!」と紹介してもらった口腔外科有りの歯科へ行きました。この紹介が大変心強かったです。(笑)
先生と話したこと
紹介された口腔外科の先生と治療前に話したこと。
私「4本いっぺんに抜くんですか?(恐る恐る)」
先生「・・・え!?」
そんな非常識な質問とは知らず・・・4本一気に抜くには入院するしかないそうです。1本ずつ、どのぐらいのペースで抜くのか教えてもらいました。
心構え
親知らずを抜く前に年上の男性(35歳ぐらい)がめちゃくちゃ痛かったと言ってました。大人の男がそんな感想を言うなんて、よっぽど恐ろしいことなんだと戦慄!
しかし実際は・・・ とりあえず、親知らずを抜く事のハードルは上げておいていいと思います。逆に「大したことないでしょ」みたいに思ってるほうが、実際やってみてビビるかも?
どの歯から抜く?
私の場合、横向きに生えた下の歯が大変でした。でも最初に大変な歯って怖いよね~・・・じゃあ一番簡単に抜ける歯を!って話してたら、ベテランの歯科助手さんが「一番大変な歯から抜くのが良いよ!」とアドバイスして下さって、その通りにしました。
結果良かったです。大変な歯の抜き方はかなり衝撃的でしたが(笑)、「次からはこれより楽なやつだ~」って気が楽になりました。
一番大変だったこと
これは予想外でした。
ほっぺたが物凄く腫れて、赤黒くなりました。マスクつけてれば見た目はOKですが、ほっぺたが内側にも腫れて何か食べると口の内側の肉を噛んでしまうのです。これが痛い。
結果、食べ物を口に入れても噛めないし、無理して噛んでほっぺ肉を噛んで痛い思いをしたり、どうしたらいいんだーと苦しみました。歯の痛みなんかより、ずっと辛かった。
食事
そんな状態なので、食事は噛まなくていいものばかり。寂しいです。飲むヨーグルトとか、ウィダーinゼリーとか、おかゆをよく食べてました。
親知らずを抜いて体重は減るか?
私はまったく痩せませんでした。残念。それどころか、噛まなくていい柔らかい食べ物をいっぱい食べてたので少し増えました。飲むヨーグルトを1リットル飲んでたし。あかーん!
普段の食生活との差によってはダイエットは可能だと思います。(お酒は飲まなくなるだろうし)
全部抜き終わるまでの流れ
(初日)レントゲン撮影 親知らずがどんな風に生えてるか見ることが出来ます。 先生とだいたいの相談して、この日は終わり。いきなり抜かれるかと思ってた。
↓
1本目抜く
↓
1本目は麻酔が切れた後痛くて、痛め止め飲みました。
↓
抜いた所の消毒に歯医者へ通う(どれぐらいの頻度か忘れました)
↓
2本目抜く
以降、抜く→消毒に通う→抜く の繰り返し。(2本目以降は痛み止め飲まずに過ごせました)想像していたより、たくさん通うことになりました。
終わりに
想像していたより、恐ろしいものではありませんでした。親知らずを抜くのが怖くてたまらない人は、そんな気負わなくても大丈夫ですよー。
ただ、横に生えてた親知らずは抜くんじゃなくて砕いて取り出した感じだったのでびっくりしました。(^^;)極力先生が持ってる道具は見ないように、必死に天井を見てました。(笑)あれを見たら、たしかに外科です。歯科によっては顔に布をかけて、見えないようにしてくれる所もあるそうです。
親知らずが生えていた場所も抜いた後は凹んでましたが、今ではすっかり何もないのが当たり前の状態になっています。