かなり久しぶりに、文庫・漫画以外の本を買いました。
『中銀カプセルスタイル: 20人の物語で見る誰も知らないカプセルタワー』
1ページに1~4枚の写真と文章で中銀カプセルタワーに暮らす、20人の生活を見て・読んで知ることが出来る本です。
2020年末にふと、
(´-`).。oO コロナ禍だけど、中銀カプセルタワービルの見学会やってるのかな?
と思って調べてみたら、
※緊急事態宣言の発令を受け、2月7日までの中銀カプセルタワー見学ツアーを中止いたしました。
と、2021年1月の緊急事態宣言中は中止になってしまった様でした。行ける時に行っておけばよかったな~と少し後悔しつつ、『中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト』のHPを見ていたら、この本が2020年12月23日に発売されたことを知りました。
購入を決めた理由
中銀カプセルタワービルで生活している人の部屋に興味があったから!
なかなか、個人のお部屋を見られる機会は無いですからね。有り難い本だ~。
あと、過去の発売された『中銀カプセルタワービル』の書籍の中古価格が高かったので、「この本も欲しいと思った時に買っておかないと、いつか定価以上の価格になってしまうのでは?」という心配もありました。
例えば、こちらの『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(2015年発売)はamazonでの中古価格が5125円~7411円(2021/1/23時点)です。定価は2200円だったのに。
(´-`).。oO これは定価で買えるうちに買っておかねば!
定価で買ったほうが、本を作ってくれた人にもプラスになると思いますし。定価販売中に少しでも多くの人の手に渡りますように~!
本の感想
想像していた以上に、『中銀カプセルタワー』で暮らす人の生活がオシャレで、一人ひとりが全然違う使い方をしていて、写真だけ見てもとても楽しかったです。1つ1つのカプセルは大きくないので、その限られたスペースをどう生かして、どう生活するか?という点も面白かったです。
少ないスペースだからこそ、必要なものだけを置く。そうすると何を部屋に置くのか?
本を読みながら、自分が中銀カプセルタワーで暮らしたらどんな部屋にして、どんな生活をするんだろうと想像する楽しみもありました。
今の自分の部屋でも使えそうなアイディアも見つかりましたし、自分の部屋をなんちゃって『中銀カプセルタワー』に改造するのも楽しそう。
そんなワクワクさせてくれる本でした。
新型コロナが無ければ、マンスリーで借りて、一度中銀カプセルタワーでの暮らしを味わってみたいです。徒歩圏が銀座って、それだけでも凄まじい世界。(^o^)
気になったこと
あとがきに書かれた、
コロナの影響により中銀カプセルタワーは最大の危機を迎えています。
という一文が気になりました。一体何が起きてそういう状況になっているのかはわかりませんが(建物のシャワーが共用だからとか?感染症対策はいろいろ大変そうな集合住宅だと思う)、この建物が解体されてしまうのは忍びないです。
△東京BRTに乗って『新橋駅』に向かってる途中に見た、中銀カプセルタワービル。
実物を見たのは、今の所この一回だけ。(そもそもどこにあるのか知らなかった)見学会の参加と、近くまで歩いて見に行くのはいつかしたいです。
終わりに
この本の制作費用の一部はクラウドファンディングで調達されたそうです。私も知っていたら参加したかったな。(´Д⊂グスン
でも、そういった人たちのおかげもあって、この本を見て・読むことが出来ました。制作してくれた方、クラウドファンディングに参加された方、両方の方々に感謝です。
追記(2021/2/8)
中銀カプセルタワービルの短編映画が、2021年に日本で公開されるそうです。
中銀カプセルタワーの短編映画『AFTER NATURE~Metabolism in 2020』の予告編をアップしました。https://t.co/6m4Oxahacu
カナダとアジアを拠点に活動するクリストファー・ブラックモア監督の最新作で、Canada Council for the Artsの支援をいただいています。2021年の夏以降に日本での上映を予定。 pic.twitter.com/KEu0XwRKws
— 中銀カプセルタワービル保存・再生PJ (@nakagincapsule) February 8, 2021