このブログで「いつか泊まりたい」と言っていましたが、ついに泊まることが出来ました。寝台列車好きにはとっても嬉しい宿泊施設です。
感想
アクセス
JR馬喰町駅の4番出口を出たらすぐです。階段登って左手にあります。4番出口からだと階段なので、荷物が大きい人はちょっと大変かも。
受付
入ってすぐフロントがあるので、チェックインの手続きをします。個人的にedyでの支払いが出来たのが嬉しかったです。あと、タオルをレンタルしたかったので、お願いして一緒に支払いしました。
受付すると、施設案内カードを貰えて、これにベッド番号や入口や客室の暗証番号が書かれています。これが鍵みたいな物なので、紛失しない様気をつけました。(ポケットに入れてたからクシャクシャ)
このカードのデザインもレトロで可愛いです。(*´ω`*)
客室へ
私は2階の女性専用ドミトリーに宿泊しました。2階には、GRAND CHARIOTもあるんですよ~。
『GRAND CHARIOT』は北斗星の食堂車です。このホテルではテーブル&簡単な調理スペースになってました。(トイレもあります)
本や寄せ書きノートがあったので、それを椅子に座って見るのも楽しいです。テーブルにある灯りとか素敵なんですよ。他にも朝食をここで作っている人もいて、次回利用する時は食パン買って焼いて食べるのも良いなと思いました。
さて、客室。2階の客室は椅子(ベッド)が赤色でとっても可愛いです。こんな寝台車あったんだーと初めて見ました。一般的なブルートレインより、良いベッドっぽい!
このベッドの上に布団を敷いて、シーツと掛け布団カバーと枕カバーをつければベッドの完成です。チェックインの時間が遅いと、寝てる人も多いので音を立てないよう準備するのはちょっと大変ですね。
去年、初めてカプセルホテルに泊まって、上段は登るのが面倒だったので、今回は下段にしてみました。
結果的に私には下段が良かったです。理由は、
- ロッカーの荷物を取りに行きやすい
- ベッドメイキングしやすい
- 遅い時間にチェックインするので、階段を登る音に気を使う
この3点。あと、下段はベッドを椅子にすることも出来ます。
↑周りの人がみんなチェックアウトしたので、一人でやってみました。
こんな感じで椅子にも出来るんですよ。『GRAND CHARIOT』に置いてあった雑誌にこのホテルのことが載ってて、その写真だとベッドが椅子の状態だったんです。それを見てやってみました。
ベッドについてるこの穴とか、
壁についてるこのレバー?とか謎だったんですが、椅子にするために必要だったとわかり納得!(このレバーが椅子のロックになります。椅子からベッドに戻す時にも使います。)
なるほど、なるほど!いろいろ考えられてるんだ~とこういうの見ると、とっても楽しいです。
あとは、灰皿とか。
ワーイ、出てきた。(^o^)
古い列車に乗るとついつい探しちゃう『センヌキ』。こういうのがそのまま残っているのは嬉しいです。
ちなみに梯子は開いたままの状態でした。安全面とか、降りるたびにガチャガチャ開けるよりは開けっ放しの方が良いと思います。
荷物は部屋にある鍵付きロッカーに入れることが出来ました。大きなスーツケースがある人は通路に置いてましたが、そんなにスペースは無いのでスーツケース持参の人が多かったら大変かも。
あと、嬉しいギミックは照明!壁サイン灯!!
スイッチを入れたらこんな感じで光りました。たーのしい!ただ北斗星のパーツを使ってホテルにしました、だけじゃなくて使える状態にしてくれてるのがすごく良いです。
枕元の照明とか、「昭和遺産だよ・・・」と今ではお目にかかれない感じの物なので壊したらどうしようとビビりつつも楽しく使わせて貰いました。こんなレトロな感じなのに、灯りが2段階調整出来るのが、さすが北斗星。
とっても明るい~。そして明かりの付き方が味があって良い。
これもベッド内にある灯りなんですが、とってもオシャレです。これは座席状態の時に使うのかな?
あと、カーテンレールの内側にフックが2つあったんですが、これも何に使うのかな?
(´-`).。oO お土産とかぶら下げるのかな?
他の階に行ってみる
シャワールームへ行こうと思ったら、何階にあるのかわからなくて焦りました。エレベーターにこんなフロアガイドがありましたが、他の所にもあったら便利。
6階はシャワールームとランドリーです。この表示が可愛い!
ランドリーは洗剤が置いてあって、『ご自由にお使い下さい』で有難かったです。シャワールームはキレイだし個室だしで問題なし。
階段で移動すると、ビルだな~という感じで、この場所を寝台列車に変えちゃう発想が本当面白いです。
他の階も、この表示を見るだけで楽しい。オロハネ(^o^)オロネ!
館内着
HPの有料アメニティに館内着が載って無かったんですが、行ってみたらありました。無いと思ったのでルームウエア持っていったんですよ。でも館内着着てる人に誰も会わなかったので、結果的に持って行って良かったかも。
泊まってみた感想
女性専用の部屋とは言え、みなさんとても静かに寝ていて逆に緊張してなかなか寝付けなかったです。(^^;)客室のすぐ隣が『GRAND CHARIOT』でしたが、私が泊まった日は遅くまでおしゃべりしてる人がいなくてとても静かでした。
寝心地は一般的なビジネスホテルのベッドの方が遥かに良いです。カプセルホテルと似た様な感じです。寝台列車のベッドなのに、列車のガタゴトという振動や音がしないのが不思議でした。
行ったのが1月で夜中も暖房が結構きいてて喉が渇きました。上下長袖のスウェット+あったか靴下だと暑いぐらいだったので、寝る時の防寒対策はそんなに必要無いかも。
寝台列車のベッドに乗れる&安く泊まれる等のメリットに魅力を感じる人にはオススメの宿です。
料金
私は土曜日に一泊して3600円でした。都内で立地も悪くないにこの料金で泊まれるのは嬉しいです。実際、寝台列車だからじゃなくて安さが魅力で泊まりに来てる人もいました。
あと、中学生限定や平日など、条件によっては2000円以下で泊めれる日もありました。
朝食
正直、ホテル周辺に朝食が食べられるお店は多くありません。日曜日定休日のお店もあるので、土曜~日曜宿泊の人はより厳しい!
私は、JR馬喰横山駅(馬喰町駅からすぐ)の立ち食いそば屋さんで朝食を食べました。
終わりに
チェックアウトが11時だったので、寝台列車をのんびり堪能出来ました。北斗星のパーツを使ってるトイレがあるらしいので、次回泊まる時はそこを見たいです~見逃した~。(´Д⊂グスン
宿のある馬喰町から人形町や日本橋を経由して、歩いて東京駅まで行けるので馬喰町という立地もなかなか魅力的だと思います。(両国や秋葉原も近いし)
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