漫画『ハッピーマニア』の続編『後ハッピーマニア』(タイトル『続ハッピーマニア』と勘違いしてた)の存在を昨日初めて知りました。
2019年9月から連載開始してたんですね・・・。
で、早速読んでみたわけですが、
「えー!続き無くていいのに!」
から、即
「続編おもしろい!あってよかった!」
になりました。(苦笑)
後ハッピーマニア 1話の感想
なんで最初は続編に否定的だったかと言うと、いきなり1ページ目から
僕と・・・離婚して下さい
だったから。ただただ、単純にショック。こんなことを知るなら、続編を読まなければよかった・・・ヨヨヨ(´Д⊂グスン
しかもタカハシの方から離婚を切り出してるのが辛い。(´Д⊂グスン(私はタカハシ結構好きだったので・・・)
そしてシゲタ(ヒロイン)が45歳なのも衝撃。
(´-`).。oO なかなか漫画読んでて、45歳の女主人公って見ないな・・・
などと、いろんなことを考えながらページをめくって、新婚一ヶ月目の回想シーンへ。
ここへきたら、ショックは無くなり、徐々に「続編おもしろい!あってよかった!」に変わりました。
新婚一ヶ月目のタカハシ、きもちわるい!!!
新婚夫婦のよくある1ページのはずなのに、なぜこうも気持ちわるいのか!?!?こんなシーンを見てたら、最初の『離婚』へのショックが無くなりました。(苦笑)
昔読んだ漫画のヒロインが離婚→ショック
だったのが、
最終回後、キモい新婚生活を送っている→15年後離婚→それほどショックじゃない(むしろ、なにがどうなって離婚になったのか知りたい)
に変わりました。
高橋は何も悪くないのに 苦しい
というシゲタの気持ちもわかる。
スタートは離婚を切り出される所からだけど、15年分の結婚生活の物語と、そこからどうして『離婚』に至るのか(シゲタは離婚を切り出されると思ってないから、高橋だけにどうしてその変化があったのか)がこれから読めるのなら、すごく面白い作品ですし単純に読むのが楽しみです。
余談
後ハッピーマニア特集の安野モヨコ先生インタビュー記事に、私も同じ様に思っている事が書かれていました。
今は何かひとつ主張すると、それに対する反対意見がすぐに返ってきますから……それによって自覚せざるを得ない状況があるというか。それがあまり続くと、個性的で飛び抜けた変な人がいなくなる気がして。それはつまらないなと思いますね。“めちゃくちゃな人”が減っている気がします。
反対意見に叩かれて自分の意見を失くしてしまったり、自分の意見より『良い人の意見』を言ってる人が増えた気がしますし、私自身もそう変わりました。
これにより良かった点もあるだろうけど、世の中がつまらなくなった感はありますし、生きづらさを感じる人も増えた気がします。じゃあ、どうしたら良いのか?という解決策は思いつかないけど、考えていきたい問題ではありますね。
終わりに
この作品、タイトルの読み方は『ご・ハッピーマニア』で良いのかな?『のち・ハッピーマニア』??
公式HPのURLは『go-happymania』だから前者かなぁ・・・。
まだ単行本化されてなくて、コミックシーモアで1話ずつバラ売りしてました。(2020/5/1時点で、1話だけ無料で読めます)
▽2016年の安野モヨコ展の感想