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『 おやすみプンプン』は精神的に弱ってる時には読まないほうが良い

読んだことが無い人も、作品名と主人公が鳥の落書きのようなビジュアルをしていることぐらいは知っている人も多いのではないでしょうか?

私もタイトルとプンプンのビジュアルしか知らずにこの作品を読み始めました。作品のジャンルは謎。こんなに有名なのにあらすじもほぼ知らないというのは不思議です。

でも読んでみて、この作品のあらすじは教えたくないし、出来るだけ何も情報が無い状態で読んで欲しいと思いました。

 

ただ、タイトルにも書いたとおり、精神的に弱ってる時は読まないほうが良いよ、ということだけは伝えたいです。私がまさにそれだったので。

 

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『おやすみプンプン』を読んでみて

30歳を過ぎてから、漫画を読み始めても途中で飽きてしまうことが増えてきました。その中で、『おやすみプンプン』の読み始めたら「ラストどうなるんだろう?最後まで読みたい!」と思わせる力はすごかったです。

特に途中からは最後まで読まないと後悔しそう、とにかく最後がどうなるのか知りたい、とさらに読ませる力が強くなっていきました。

 

そして私はこの作品を『マンガワン』というスマホアプリで読んでました。これが良くなかった。何でかと言うと、1日1話しか読めないから。

早く先が読みたいのに1話だけ。それならいっその事単行本買っちゃえば良いんだけど、この作品を手元に持っていたくない・・・という気持ちもある。(読むと憂鬱になるから)

そんなわけで1日1話ずつ読んでると、徐々にプンプンワールドに引き込まれてどんどん憂鬱になってきました。続きが気になるので読まないという選択肢は思いつかないので、より深みにハマっていく・・・。

 

前に『闇金ウシジマくん』を読んだ時もウシジマくんワールドに引っ張られてちょっと憂鬱になりましたが、それ以上でした。ウシジマくんは1つのエピソード(数話分)ごとに終りがあるので、「もう次のエピソードは読まないぞ!」と抜けられるタイミングがあったので。

 

プンプンは読んでて自分がちょっと鬱っぽくなってるとは、最初は気づかなかったんです。他のことで憂鬱になっていたので、それが原因だと思ってて、もちろんそれもあるんだけど、「それだけだったらここまでなんないよねー」ってぐらいに真っ暗闇の憂鬱状態になってました。

しばらくして、これは現実の憂鬱な出来事に、プンプンの憂鬱な出来事が絡まって、よけい憂鬱になってる!と気がついて『おやすみプンプン』を読むのをやめようと思いました。

 

『おやすみプンプン』を読むのをやめて

後少しで最終回だったので、「もうちょっとだし読む?読まない?」としばらく葛藤しましたが、『柔道部物語』を読んだら気分が明るくなったので、そのままプンプンとはさよならすることが出来ました。

今まであまり気にしてなかったんですが、読んだり、聴いたり、見たりするものって結構大事なんですね。

『柔道部物語』って健全で明るいんですよ。男子高校生が柔道部で頑張る話ですから。笑えるギャグも多いし、負のループに陥ることもないし、喧嘩しても仲直りするし。

そういう作品読んでると、気持ちもあっけらかーんとなるんだなー、明るくなるんだなー、こんなに影響されるんだなー、とびっくりしました。(苦笑)

 

日頃接する物の大切さ

これっていろんなことでも言えますよね。

婚活で悩んでる友人がネットの書き込み見てよけい落ち込んだりネガティブになったりしてるけど、ネットの悪い話読むぐらいだったらリアルで異性に100人会ってるほうがまだ良いかもしれない。

これが鬱を増殖させてるのでは??というものに気づけたら、それを避けて、そこまで落ちずに済む人も多いんじゃないかな。

 

終わりに

いろいろ書いたけど、『おやすみプンプン』は面白かったです。いろんな人と意見を話し合いたいぐらい魅力があります。でも毒でもあるよ。