繋がって、連絡をとりあう機会が多いほど仲良くなれる気がしますが、そうでは無いこともありました。
学生時代の話
▼タイトルにLINEって書きましたが、実体験はメールです。当時あった事はLINEでもメールでも同じだし、メールよりLINEの方が今はわかりやすいと思って『LINE』にしました。
新学期、まだ知り合って間もない頃はいろんな人と連絡先交換しますよね。私はこれがどうも苦手で、「連絡先交換しても、たぶん連絡取り合うこと無いだろうな」とモヤモヤする事もありました。
それで、「連絡先交換しても連絡取り合わないからやめておこう!」と最初から断ることにしました。(注:そう思った相手のみ。断ったのは2人だけです。)
今思うと鬼のようですね。これから仲良くなるかもしれないのに、いきなり壁を作るという・・・。でも、これが結果として良い所もあったんです。
交換しなかった子
その子をAちゃんとします。Aちゃんとは仲悪くも良くもなく、いれば話す、ご近所さんのようなクラスメイトでした。教室では話すけど、それ以外関わることは無いし、それで良いと思ってました。(Aちゃんはギャル系で、趣味もグループも違った)
交換しなくて良かった事
学校帰りに他のクラスの友人とカラオケに行きました。
翌日Aちゃんに「昨日カラオケいたよね」と聞かれビビる。カラオケに私の自転車があったのでバレたそうです。が、連絡先を交換してなかったので「今カラオケいるでしょ?」とリアルタイムで連絡されることがありませんでした。
もし連絡先を交換してたら、私がいた部屋に来たかもしれません。(無視すればいいけど、穏やかな気持ちでカラオケにいられない)
交換して無くてよかったー!仲の良い子以外とカラオケに絶対行かないので、部屋に来られたら地獄でした。
交換しなくて良かった事・2
どちらかと言えば、本題はこちら。Aちゃんは一部の女子に嫌われていました。私はそうでも無かったです。
なんでだろう?と嫌ってる子に聞いたら、私はAちゃんの被害にあってないからだと。
被害?
ぼんやり考えたら、その原因は『メール』でした。
学校で直接顔を合わせた時しか関わらないのってすごく楽です。でもメールが出来ると、24時間いつでも連絡がとりあえてしまう。
どうでも良い話をされることもある。聞きたくもない自慢話を聞かされることもある。急に呼び出されることもある。メールだと普段話してる口調よりキツくなる事がある。1つ1つは小さなことでも、それが積み重なると『嫌い』になってしまう。
そう考えると、いつでも繋がってしまう関係って怖いな・・・と思いました。
総括
私とAちゃんのちゃんは繋がらなくて正解でした。お互いにとっても、良かったでしょう。
と、自己肯定したいところですが、やっぱり最初に連絡先交換断ったのはキツかったなぁ。ストレートな言い方じゃなくて、もっと「それなら仕方がない」と思わせる言い訳を考えるべきだった。
でも、「連絡先交換しない方がいいんじゃないか?」って場合もありませんか?「しないよりはしておいた方がいいか、いつか役に立つことがあるかもしれないし」・・・とも思うけど、Aちゃんのとのことを振り返れば、役に立つどころか不仲になっていたかもしれません。過ぎたるは及ばざるが如し。
終わりに
何でこの話を書いたかというと、身近でLINEトラブルが起こったからです。
LINEになると性格が変わる人がいて、「LINEしてなければ仲良くしていられたのに」という言葉でAちゃんのことを思い出しました。私も昔、メールだとテンションが上がったおかしな人になっていたので、LINEと普段で言動が変わる人のことはすごくわかります。
ツールが増えれば、それを使いこなす技術も必要。英語を初めて習った時の会話練習のように、LINEなどの活字ツールも思うがまま打つのではなくてトレーニングが必要ですよね。
・・・と、学生時代の私にも言いたい。出来るだけトラブル無く、平和に暮らしたいですね。