2016年のイタリア映画です。監督はジュゼッペ・トルナトーレ。ニュー・シネマ・パラダイスが大好きなのと、星空が素敵そうだったので観に行くことにしました。(^^)
※以下、ネタバレあるので注意!
感想
そりゃないよ、教授
もし自分が死ぬのがわかったら、真っ先に恋人に教えて欲しい。人づてにいきなり知らされたヒロインのショックは計り知れないと思います。
恋文書いてる時間あったら、病気だって直接伝えて欲しかった。恋文の数には限界があるし、最後の恋文を読んでしまったらもう先はないんだって、中途半端に死を先延ばしされたみたいで余計キツイ。
ロマンチックと言えばロマンチックなんだけど、それに付き合わされるヒロインを見てて辛いと個人的に思いました。誰かと一緒に見たなら、「あなただったらどうする?」と良い議論の材料になるかも。
少々退屈
映画を見てるけど内容があまり頭に入ってこなくて、代わりに「もし大切な人が急にいなくなったらどうしよう」ということを頭のなかでぐるぐる考えてました。「あー、あの人が私にとって大切な人なんだ」という発見があったのはびっくり。
綺麗な星空が見たい
この映画に期待したことの1つが『星空』。少し見れましたが、もっと見たかったです。
教授の皮肉
ハングアウトかな?(LINEみたいなやつ)それについて
細切れの文章を宇宙に吐き出してる
と、教授が言った皮肉(うろ覚え)が個人的に好きです。(^^)
エドの娘の言葉
私のことをこんなに愛してくれる人はいない
みたいなセリフがあってグサってきました。これは心底羨ましいですよね。死にそうだったらすぐに伝えてほしいけど。(TT)
『カミカゼ』の謎
エドがヒロインのことをこう呼んでました。最初何でだろう?と思ったけど、後にスタントのアルバイトをするからと判明。スタントで危険なアクションをすることを『カミカゼ』と言われることに、ちょっとモヤッとしてしまう。
終わりに
うーん、私にはちょっと合いませんでした。ただ、自分にとって大切な人が誰なのか気づかせてくれた映画ではありました。
ニュー・シネマ・パラダイスも似た要素があるけど、状況や登場人物が違うとこんなにも印象が変わるんですね。あのフィルムのシーンは最高でした・・・。