夢枕に立たれたことはありますか?私はありません。本当にそんなことがあるのか半信半疑でしたが、今回は『父の夢枕に立たった祖父の話』が面白かったので書きます。
便利な夢枕
お盆の数週間前、父が突然変なことを言い出しました。
「爺さんが夢に出てきた・・・」
一般的には変でもなんでも無いですが、堅物なリアリストでこんなことを普段言わない父なので「急にどうしたんだ!?」とびっくり。母は何かあるんじゃないかと心配し、墓参りを勧めましたが「もうすぐお盆だし、その時でいいんじゃないか」と父は行かず。
母は心配性で、かつ父がこんなことを言い出したことが無いので数日後墓参りに行きました。(父は行かず)
すると墓には蜂の巣が出来ていました!「きっとおじいちゃんは助けて欲しくて夢に出たんじゃないかな?」
お盆に殺生をしてはいけない
もし、夢枕に祖父が立たなくてもお盆になれば親戚の誰かが発見したでしょう。でも、お盆に殺生をしてはいけないので放置するしかありません。(例外はあるだろうけど)でも、お盆には墓参りする人が多いので誰かが蜂に刺されるかもしれない。
その前に夢枕で知れて本当に良かった!なんて便利な夢枕なんだろう。(笑)
おまけ
ちなみに、母が墓参りに行った時線香を香炉皿に置いたら蜂が暴れたそうです。怖っ!線香の煙苦手なのか、びっくりしただけなのか?本当、盆前に駆除出来てよかった。
終わりに
蜂の巣はまだ小さく、楽に駆除することが出来たそうです。夢枕に立ってすぐ行ったら、もっと楽だったかもしれない~。祖父にはもう会うことは出来ないけど、なんだかまだこの世界のどこかにいる気がして死に対するネガティブなイメージが少し減りました。
この記事を書いてたら、「この話、絵本に出来そう!」という気がしてきました。昨日絵本を読んで、そのノリで文章を書いたせいもあります。
(↑読んだ本。オチを読むまで伏線にまったく気づかなかった。)
もし夢枕に誰かが立ったら、少し信じてみるのも悪くないかもしれませんよ。(^^)あと、今回のことがあるまで『お盆に殺生をしてはいけない』ということを知りませんでした。1年の間に、そんな数日間があっても良いかもしれない。来年からは考えて実践してみたいと思います。