行先によっては、普通に切符買うより遥かにお得です!
『週末パス』について
普通列車自由席に連続する2日間(指定日のみ)、フリーエリア乗り放題の切符です。指定日と言っても、大型連休以外の土日、もしくは土日祝の2日間なので利用できる機会は多い。注意する点は、乗車初日の1ヶ月前~前日までに購入する事。
こちらが『週末パス』を使って乗車出来るフリーエリアですが、広い!この路線図見ただけで、「どこまで行ってみよう?」とワクワクします。ちなみに切符代は、大人8,730円、小児2,560円。子供は大人の1/3以下です。
普通に行った場合と比べてみる
昨年行った私の山形旅行を、この切符を利用した場合と比較してみます。以下は、普通に行った場合の料金。(2015年のものです)
この場合、乗車券の合計金額が16430円。乗車券の代わりに週末パス(8730円)を使えば、差額は7700円。この記事のタイトルに『7700円』と書きましたが、行き先によってその差額は大きくなったり、小さくなったりします。特に注意が必要なのは、乗車券の金額が週末パスの8730円より安い場合!その場合は逆に高くなってしまうので、普通に乗車券を購入した方が良いです。
この切符のもう1つの魅力
安さの他に、14の鉄道会社線に乗れるのも魅力です。
- 山形鉄道線全線
- 阿武隈急行線全線
- 福島交通線全線
- 会津鉄道線(西若松~会津田島間)
- 北越急行線全線
- えちごトキめき鉄道(妙高高原~直江津間)
- 上田電鉄線全線
- しなの鉄道全線
- 長野電鉄線全線
- アルピコ交通線(松本電鉄線)全線
- ひたちなか海浜鉄道線全線
- 鹿島臨海鉄道線全線
- 富士急行線全線
- 伊豆急行線全線
乗り降り自由の切符といえば青春18切符が有名ですが、JR以外の路線は乗れないのでそこは大きな違いですね。(青春18切符は、BRTやJR西日本宮島フェリー乗れるけど)
乗り降り自由な切符の魅力
計画を急に変えられる、無計画な旅が出来るのは魅力です。ちょっとここで下車してみようとか、行き先を変えてみようとか。不安もあるけどワクワクするし、脳もフル活用するので良い刺激になります。昔青春18切符で旅してた時、「宇都宮行って餃子食べよう~」と急に予定変更した事があります。実際は貧乏旅行ですが、お昼ごはんを食べるためにわざわざ宇都宮へ行くというのが贅沢に感じられました。
終わりに
せっかくこの切符の存在を知ったので、利用したいと思います。今の所行きたい場所は、水戸と新潟ぐらい。でもそこだとJRだけで行けちゃうな・・・。上田電鉄に乗って、別所温泉に行こうかな~。切符ありきで旅の目的地を考えるのも楽しいです。
特に子供は安く行けるので、路線図という冒険地図を縦横無尽に遊んでみて下さい。(^^)
※ 使用ルールがいろいろありますので、JR東日本のHPや駅でご確認下さい。
追記(2016年9月)
週末パスを使って新潟へ行ってきました。が、ちょっと失敗しちゃいました・・・。
関連記事:週末パスでお得に新潟へ行ったはずが・・・