ストーカーの加害者・被害者以外の第三者の話。
あの人・・・ストーカー?
ストーカーという言葉をよく聞くようになり、恐ろしい事件がいくつも起こっています。これではストーカーに怯える男女が増えてもおかしくないです。おかしくはないんだけど、それによって別の被害にあってる人をチラホラ見かけます。
ストーカー疑惑を簡単に持たれてしまう
ストーカー・・・っぽいけど、まだそこまで行ってないんじゃないか?っていう人も「あの人ストーカーっぽい!?」と簡単に疑惑を持たれて、仲良くなる前に恐れられてしまう。
ストーカーっぽい人に敏感になり、防衛本能が過剰に働いているように見えます。でも過剰に働くのもわかる。それぐらいストーカーは怖いし、いざ自分が被害者になってしまったら自分だけじゃなく家族や友人、周りの人にまで迷惑がかかる可能性があるから。
だからすごく難しい問題。
恋が生まれにくい
昔だったら恋が生まれそうなシチュエーションもストーカー疑惑で怖がられて終わってしまいました。
街で何度も偶然会った女性に「これは何か縁があるのかも?」と声をかけたら過剰に恐れられてしまった。偶然を装って後をつけられた疑惑をかけられてしまった。ただの偶然がストーカー行為だと思い込まれてしまった。
女性側の話
別の話です。趣味がきっかけで仲良くなった男性がいました。はじめは楽しくメールのやりとりをしていましたが、だんだん届くメールの量が増えるようになり、しまいには「君のことはなんでも知りたい」と言われてしまったそうです。
ストーカー!?
って恐ろしくなって完全無視で連絡を取るのをやめてしまいました。しばらくたって落ち着いて考えたら「ストーカーってほどじゃなかった」。
恋愛が始まったばかりの頃って楽しすぎて、冷静さを失くすことって無いですか?彼もそれだけで、しばらくたてば冷静になったかもしれないし、「メールの量が多くて困る」って言えばよかったかもしれません。
でも女性は、それ以上に「何か言って逆上されたら怖い」という思いが勝って逃げてしまった。
それが正しい判断だったのかわかりません。もし本当にストーカーだったのなら上手く逃げれてよかったという話になりますが、どう思いますか?
スマホ・ケータイの影響
これもあると思います。いつでも相手と連絡を取れてしまう便利なツール。連絡が来なくなれば不安になるし、ついついたくさん連絡をしてしまったり、ストーカーを作ったり、ストーカー疑惑を感じさせる人も作られてしまう気がします。
だからと言ってもう生活に無い状況は考えられませんよね。便利なツールと上手く付き合う方法をもっと考えた方が良いなぁ。
例えば連絡先を交換した一番最初の時に、「私は朝と夜しか連絡を取らない。あなたはどういう感じで(このツールを)使ってるの?」と最初にお互いどういうスタンスで使ってるものなのか確認するとか。最初からあまりレスポンスの良くない人だと知ってもらえば、「なんで連絡くれないの?」って執着されにくくなる・・・かもしれない。
終わりに
ただでさえ出会いがなくて苦労する現代。せっかくの出会いを潰してしまわない様、ストーカー疑惑はなんとかしたい問題です。ほどほどの警戒心と、自分の人を見る目・・・は難しいなぁ。