今年映画館で見た映画は5本。DVDやTV放送も含めると27本ですが、この記事では映画館で見た映画のみ紹介します。(極力ネタバレしない様にしてます)
今年の5作
恋人たち(2015年日本)
偶然読んだブログで紹介されてて興味持って観に行きました。そのブログの人ありがとう!観に行ってよかった!
3組の『恋人たち』の物語が同時進行していく物語ですが、どれもなかなかハード。でもフィクションのありえない設定じゃなくて、本当にすぐそこにありそうなそういう世界。だけど関わらなければ知ることは無いし、考えもしない。
出演者の約8割はアマチュア俳優さん。日本映画だと、「◯◯さんだ」という目で見てなかなか役の人物だと思えないことが多々あるのですが、この作品は本当にそうである人に見えました。
それでも人は、生きていく。
個人的に四ノ宮(弁護士)の『恋人たち』のエピソードが好きです。なんか嫌なやつだったのに、ラストでやられた!あと作中に出てくる『花』の花言葉を知ってると、作品の印象がまた変わりました。見終わった後知ってびっくりした。
映画「恋人たち」 橋口亮輔監督インタビュー 「無理やりにでも笑って、今日を明日に繋いで生きていく」 – インタビュー&レポート | ぴあ中部版WEB
こちらの橋口監督のインタビューも是非読んでみて下さい。
リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年日本)
なんだかんだと岩井俊二監督の作品は見てしまいます。え!そういう話だったんだと見てビックリ。事前知識ない方がいいです。(予告も程よく情報があるくらいですし)
ふたりの桃源郷(2016年日本)
今年見た映画で一番かもしれない。電気も水道もない山奥で暮らす夫婦とそれを支える家族のドキュメンタリーです。
上映開始してすぐ「これはやばい」と逃げたくなりました。泣くのはおかしいかもしれないけど、涙が止まらなかった。すごく勧めたいけど、私はこんなていたらくだったのでなかなか勧めづらい。(^^;)でも素晴らしいものを見せてもらいました。
一組の家族を通して「家族とは何か」「生きること・老いることの本質とは何か」をシンプルに問いかけた本作
私が目をそらして生きてる、このことを突きつけられたのが耐えられなかった部分もあると思う。
▽書籍化されました!
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年英・仏・米)
ブリジット・ジョーンズの日記・3作目。ひたすら面白くて映画館で何度も爆笑の声が上がってました。そして、コリン・ファースかっこいい。(*´ω`*)
ある天文学者の恋文(2016年イタリア)
監督はジュゼッペ・トルナトーレ。ニュー・シネマ・パラダイスが好きなので観に行きましたが・・・うーん。10年、20年後に見たら印象が変わるかも。
終わりに
去年は映画館に2度しか行かなかったので、それに比べると増えました。(^^)映画自体好きですが、やっぱり映画館で見る『体験』が楽しい。来年は行ってみたい映画館が2つあるので、そこに行ってみることが目標です。それでは、良いお年を~!