『プリンシパル』は2010年~2013年に漫画雑誌Cookieに連載された、北海道の高校が舞台の少女漫画です。
2018年に実写映画化!
このニュースにビックリしたのと、この作品が大好きなので思い出話やどういう所が好きなのか、実写映画化についてなどをつらつらと語りたいと思います。
『プリンシパル』の簡単な説明
両親が離婚し、母と一緒に東京で暮らしていた主人公・糸真(しま/女子高生)がいろいろな事が上手く行かず、北海道で暮らす父の元へ引っ越す所から物語が始まります。
東京と北海道の文化の違い。軽いけどキツイ同級生との関係。同じクラスの白王子・黒王子。などなどいろいろあるのですが、私がこの作品で一番好きなのはどうなるかわからない人間関係です。糸真も
一寸先は闇!
と心の中で言ってましたが、本当どうなるかわからない。でも、人間関係って本当そういう感じですよね。こうなりそうと思ってもそうはならなかったり、こうなるよう頑張ってみよう!と思っても想像通りいかなかったり。
あと、主人公の糸真が基本いい子ちゃんなんですが、本当に良い子では無いのが人間らしくて好きです。というか、こういう子最近多いんじゃないかな?好かれるより嫌われたくないから良い子でいるけど、にじみ出る本性。(笑)対して友人の晴歌は本当に性格が悪い。でも、開き直ってるから読んでると『性格が悪いってどういうことだろう?』ってちょっとわからなくなります。晴歌も嫌いじゃない。
白王子と黒王子
少女漫画ではよくある2パターンのイケメンが出てきます。いくえみ先生はあえてこの王道設定を使った感じがするんですよね。そこにいくえみテイストが入ってるので、本当2人ともいい男!私は白王子・弦派です。(*´ω`*)
いくえみ漫画のヒーローで今の所一番好きってぐらい弦押し。
北海道文化が学べる
私は北海道や東北の方言が好きなので、ささいなセリフも楽しいです。弦の
なした
だけでグッとくる!「なした」良い!(なした=どうした)語尾の「だべ」も最高!
『ヒロシ前』もこの漫画で知りました。札幌へ行ったら寄ってみたい。本当、ヒロシってなんだ?(笑)
思い出
プリンシパル連載中、Cookieを毎月買ってて(途中から隔月になったかな)読み終わると「次どうなるんだろう!」とワクワクしてました。
そんな続きが気になる少女漫画久しぶりだったので、とっても楽しかったです。単行本で一気に読んでもいいけど、1ヶ月「さーて、どうなるんでしょう?」って時間を設けられる楽しさってたまらないです。
あと、読んだ後ネットで「続きどうなるんだろう!?」とCookie読者の方々といろいろお話したのもいい思い出です。周りにCookie読んでる人がいなかったので、ネットが無ければ一人で楽しむことしか出来なかったです。
映画化の話
今の所、糸真・弦・和央の実写写真が公式HPに掲載されてます。見た感想、
高杉真宙さんの和央はかなりイメージ合ってる!
糸真は「実写だったらこういう感じなんだろうな~」という印象で、弦は「ちょっと漫画より怖い印象(^^;)」。弦は動いてなんぼなので、今後映像が発表されるのを楽しみにしたいと思います。怖い顔からの笑顔のギャップとか!
他の配役はこちら↓
- 国重晴歌役・・・川栄李奈さん
- 舘林弓役・・・谷村美月さん
- 金沢雄大役・・・市川知宏さん
- 工藤梨里役・・・綾野ましろさん
- 菅原怜英役・・・石川志織さん
- 舘林琴役・・・中村久美さん
- 三浦真智役(糸真母)・・・鈴木砂羽さん
- 桜井由香里役・・・白石美帆さん
- 住友泰弘役・・・森崎博之さん
この中では中村久美さんの弦母が気になります。晴歌と金沢くんは演じてて楽しそうな気がする。(笑)
終わりに
好きな作品の実写化ニュースに盛り上がって、つらつら綴ってみました。
これからいろいろ情報出てくるだろうし、楽しみです。それにしても、実写化するとは思わなかったな~。いや、昨今の少女漫画実写化ラッシュを考えれば無くはないですが。果たして映画一本に上手くまとまるのかな?