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【感想】樋口大輔原画展サポーターズセット(82Pの本とバッグ)

サポーターズセット樋口大輔原画展

原画展では入場券単品とは別に、数量限定のサポーズターズセットが販売されました。入場券と82Pの本とバッグがセットになって3500円。入場券(前売り)のみとの差額が2800円。この値段なら良いかなと思って購入しました。

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バッグ

前売り券は事前にネットで購入して、会場入口でQRコードをかざし無事認証されたら本の入ったバッグがいただけました。入場券じゃなくて、入り口でバッグ貰うって変な感じ。(笑)

サポーターズセット樋口大輔原画展

貰った瞬間、台形なんだ!とびっくり。裾が少し広がってます。バッグには『WHISTLE』のタグが付いてます。日常使いも出来るデザインですが、持ってる人=樋口大輔作品好きってすぐわかりますね。それはそれで胸熱。(笑)

子供が持ってても可愛いですね。B5がピッタリ入る大きさです。

樋口大輔原画展バッグ

バッグの中にはポケットが1つ付いてます。ちょうど特典シールがピッタリ入るサイズ!(写真は少し引っ張り出してますが、実際は全部綺麗に収まります)ここも計算して作られたのかな?

82Pの本

ホイッスル!原型漫画

B5サイズで厚さもそこそこあります。タイトルは「BREAK THROUGH/INITIAL STORY OF WHISTLE」。感想を少し書きます。

ジャンプでは無い

読んでみてすごく面白かったですが、ジャンプっぽくない。サンデーの方が合いそうな作品だと思いました。これはこれで読んでみたかったけど、実際にジャンプで連載されたホイッスル!とどっちが良い?と聞かれたら連載された方が好きです。

風祭が天才じゃなくて、背が低いコンプレックスがあって、でも一生懸命頑張るという姿に惹かれたので。

あと、連載時の登場人物が自分と同年齢だったのも親しみやすかったです。ちゃんとキャラクターの生年月日まで設定されてたので、その後自分と同じ様に成長していった面白さもありましたし。(笑)

高校生風祭

設定が多少違えど風祭。大人な風祭将が見れました。潮見さん(パパ)に似てる。

決勝は名門清水一高

この頃はまだ静岡県の高校が強かったんだなぁ。新聞を見ると1996年の選手権だったようで、ちょうど1996年から一度も静岡優勝してないんですよね。ここ数年は毎年優勝校が違っているので、もうどこが強いかわからない。それだけ地域差が減った、全国的にレベルが上ったってことでしょうか?

両校優勝

樋口先生っぽい!って思いました。風祭天才なら優勝させちゃって良いと思うんですが、一人の天才がいても名門校に勝てるわけじゃないみたいなリアルな考えが見えました。

風祭弟が水野っぽい

敬語なのでやっぱり違うんだけど、もしこの2人が兄弟だったら?とちょっと想像してしまいました。(笑)

ホイッスル!では兄と2人暮らしだったのが、こちらでは8人家族の大所帯。天才から努力型へ、大家族から2人暮らしへ。設定変更の振り幅が大きい。

電車が発車する!

と思って慌てて飛び乗ったけど、まだ発車しなかった・・・って、ありますよね~。恥ずかしい。(><)

ボールで悪を倒す

スポーツ漫画の王道展開がありました。(笑)スポーツ興味ない人にも、単純に主人公はすごいんだぞ!って表現しやすいのかな?

電車に正座

子供みたいに正座して窓の外見てる風祭(大)が可愛い。(*´ω`*)

風祭の設定

MFでレフティなのはその後水野に引き継がれたのかな。あと、靴の紐が結べないのは真田が引き継いだんでしょう。(笑)プライドの高い真田が靴紐結べなくて怒られてる姿を想像したら、ちょっと可哀想でした。(^^;)蝶々結びが苦手なだけで、結ぶだけは出来るだろうけど。

天野

鳴海の元かなーと思ったら、武蔵野森に天野っていましたね!忘れてた!

呪文(?)を唱える風祭

これはスポーツ漫画ではちょっと新鮮!変身ものっぽくていいですね。(中2っぽいけど、その後顔つきが変わるのが良い)

ロートルはひどい

と思ったら次ページで風祭が怒ってくれました。最近ではあまり使われなくなった言葉ですね。この辺りは、描かれた時代と今との時代を感じました。最近は30代後半の選手も結構いますし。

1話目からシビアな話でした

サッカーシーンは単純に面白かったけど、プロの世界というのもあってドロドロしてますね。

まさかの渋沢さん

いきなり2話冒頭で会うと思わなかったのでびっくり。展開早っ!

関西弁だしワイルドだし、別人ですね。2人のFK対決は武蔵野森戦みたいでした。

「お前は遠回りするなよ!」

ホイッスル!は読んでてグサッとくるセリフがちょこちょこあるんですが、今回はこれが刺さりました。ある程度生きてきて、この渋沢さんの気持ちがわかるからかもしれません。やっぱりこの作品は、対象年齢高い印象ありますね。

これからどうなるんだろう

っていう所で終わりました。でも関西行っちゃったら、夕子先生取材どうなるの?弟たちは?なんかすごく難しそうな展開です。

こういうこと出来るのは、ドラフトの無いサッカーならではですね。

風祭と夕子先生の関係

これはホイッスル!には無いものだったので、どうなるか読んでみたかったです。この設定は鳴海とチカちゃんが引き継ぎましたね。突拍子もないと思ったけど、この頃にあった設定だったのか~。

総括

あとがきに樋口先生も書かれてましたが、やっぱり少年誌向きではない印象でした。(良い悪いでは無く)ネームとはいえ、絵が結構しっかり描かれていたので読み応えがあり楽しめました。

最後に設定資料が収録されてましたが、連載になったホイッスル!の資料も機会があったら見てみたいです。

終わりに

お蔵入りになったネームを読めて嬉しかったです。この企画をして下さった方々、本当にありがとうございました。

今のところバッグにシールと本を入れた形で収納しています。このバッグを収納袋のままにしておくのは少し勿体無いので、また使い道を考えてみたいです。このバッグ持ってる人見かけたら、テンション上がりそう!