10代の頃に買って、長々と愛用していましたがそろそろ痛みも目立ってきたので処分することにしました。
画像をちょっといじると、布のつなぎ目の辺りが白くなっているのがわかります。自分が着てるだけだと、まだまだ着れるんじゃない?と思ってしまうけど、友人に指摘されたり、こうやって写真で見るとやっぱり古くなったなぁと気づくことが出来ます。
今回はこのコートの思い出話と、私なりのコートの捨てる時期の話を書いてみます。
このコートの思い出
買った日のこと
私の家では高校生まではコートなど高価な服は母親と一緒に買い物に行った時に購入していました。
アルバイトもしてないし、月々のお小遣いを頑張って貯めないとコート買えないですから。(お小遣いの残りなんてほぼ無い)
しかしこのコートは友人と一緒に買い物に行った時、自分で買いました。何でそうなったのかは覚えてないけれど、たしかお年玉で買いました。たぶん5000円~10000円ぐらいだったと思いますが、当時の自分にとってはコートを自分で買うなんて、ちょっと大人に近づいたみたいでドキドキしたのを今でも覚えてます。
そして買ったお店の景色とかも、今でもはっきり覚えてるんですよね。ちなみにお店は、沼津市の丸井です。(2004年閉店)
▽今どうなってるんだろう?と思って調べたら、ビジネスホテルになってる様
冬の制服化
定番の黒のPコートだったので使い勝手が良かったです。どんな服装にも会う。それに長さも腰までなので動きやすいので、冬の上着はほぼ100%このPコートでした。
このPコートにお気に入りのマフラーを巻くという服装が好きで大学生~20代前半の冬の服装は制服のように同じ格好ばっかりしてました。楽ちん!
劣化してくる
長々着てたので、ちょっと傷んできました。その状態が一人旅用のコートに都合良かったです。
どういう事かと言うと、私は大きめのリュックサックを背負って一人旅するのですが、よく走るのでリュックサックが背中や肩に擦れるんですよね。でも、このコートは傷んできてるので、多少リュックの摩擦があっても気にせず着ることが出来ました。汚れても、もう十分着てるから気にならない。旅行用コートとして大活躍!
△裾の生地が傷んでる~。こういうのは普段見ないので気づけなかったです。
使い勝手の良い黒のPコート
などと言いつつ、普通に街に出かける時も着てました。そろそろ一緒にいる友人から、「そのコートくたびれてきたね」と指摘を受けます。
身なりを整えるのも一緒にいる相手に対するマナーだと思っていたので、誰かと一緒の時は着るのを避けるようにしました。
でも、黒のPコートってすごい使い勝手良いんですよね。何にでも合う!
私は色鮮やかな柄物の服が好きで、そういう服を着て、黒のPコートを着ると派手さが締まる感じがして、そういうコーディネートが大好きでした。
じゃあ新しく黒のPコート買えばいいじゃんと思いますが、まーた黒のPコート買って10年以上着続けるのもなんかつまらない。今度は黒じゃないPコートが欲しい。
それで今度は赤を買ったんですが、赤は合わせる服や、出かける場所によっては合わなくて、やっぱり黒って便利なんですよね。
あー、でももう黒のPコートはいいかな!人生で買えるコートの数なんて限られてるのだから、しばらくは黒以外を楽しみたい!それでも黒が欲しくなったら買う!
(´-`).。oO 黒のPコートが似合う時期って、人生の一部分かもしれないなぁ
コートの捨てる時期
私は物を捨てるのが苦手で、ボロッボロにならないと服が捨てられないんですよ。
その基準だと、この黒のPコートはまだ捨てるレベルでは無いんですけど、私の中で「もういいかな」と思えたのでサヨナラすることにしました。
去年新しく買ったコートがあるので、今度はこっちをメインに使っていきたいです。そのコートは30代年相応な感じなので、こっちが似合う様にもなりたいな。
コートからの卒業みたいな感じで、違うコートが似合う人間になりたくなったら処分するっていうのも有りかなーって。
△クリーニングマークを見ると、くたびれてるのが良くわかります
終わりに
tasse tasseのコートだったんですが、今もtasse tasseってあるのかな?
長く愛用してきて、ボタンは1・2度取れましたが、それ以外は縫ってある部分がほつれたりすることなく最後まで使うことが出来ました。丈夫なコートを作ってくれた人にも感謝感謝です。ありがとうございました!